ヘアケアOEM完全ガイド
ヘアケアOEMは、シャンプー・トリートメント・ヘアオイル・スタイリング剤・カラー剤・育毛剤など幅広い製品の処方開発から量産までを委託できるサービスです。サロン専売品やD2Cヘアケアブランドの立ち上げに最適で、髪質や悩みに特化したオリジナル処方の開発が可能です。
企画から量産まで約3〜6ヶ月
一般的に1,000〜3,000本から(製品により異なる)
化粧品GMP(ISO22716) / ISO9001 / 化粧品製造業許可
市場概況
国内ヘアケア市場は約5,000億円規模で、ダメージケア・スカルプケア・エイジングケアの3領域が成長を牽引しています。サロン品質を謳うD2Cブランドの台頭や、サステナブル(固形シャンプー・リフィル対応)への関心の高まりが市場に新たな動きをもたらしています。
製造工程
企画・コンセプト設計
ターゲット層の髪の悩み(ダメージ・くせ毛・薄毛等)に合わせた製品コンセプトとラインナップを企画します。
処方開発・試作
洗浄成分・コンディショニング成分・有効成分を選定し、泡立ち・洗い上がり・香りなどを調整した処方を開発します。
安定性・使用感評価
加速安定性試験に加え、モニターによる使用感評価を実施。泡質・すすぎ性・仕上がり感を総合的に評価します。
容器・パッケージ設計
ポンプボトル・チューブ・パウチリフィルなどの容器を選定し、ブランドイメージに合ったデザインを作成します。
バルク製造・充填
乳化・混合・香料添加などの工程でバルクを製造し、容器に充填します。粘度管理が品質の鍵です。
検品・出荷
外観検査・重量検査・リーク検査を行い、化粧箱入れ・セット組みを経て出荷します。
費用相場
| 項目 | 費用目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 処方開発・試作費 | 10万〜30万円 | シャンプー+トリートメントのセット開発で割安になる場合あり |
| 安定性試験・モニター評価費 | 10万〜25万円 | モニター評価を実施する場合は人数に応じて変動 |
| 原材料費(1本あたり) | 30〜200円 | アミノ酸系洗浄剤や高級オイルの使用で高額に |
| 容器・ポンプ・ラベル費(1本あたり) | 60〜250円 | ポンプボトルはキャップ式より高額。リフィルパウチは安価 |
| 製造充填費(1本あたり) | 40〜150円 | 粘度が高い製品ほど充填に時間がかかり高額に |
※ 上記は一般的な目安です。メーカー・仕様・ロット数により大幅に変動します。正確な費用は各メーカーにお見積もりください。
メーカー選びのポイント
ヘアケア処方は洗浄力・コンディショニング効果のバランスが重要。ヘアケア専門のOEMメーカーの技術力を確認しましょう。
低刺激処方の需要が高まっています。アミノ酸系洗浄剤やベタイン系処方の開発実績を確認しましょう。
美容室向け製品は品質基準が高いため、サロン専売品の製造実績があるメーカーは技術力の目安になります。
シャンプー・トリートメント・ヘアオイルなど、シリーズで統一感のある処方・パッケージを提案できるかを確認しましょう。
環境配慮型のリフィルパウチや詰め替え容器に対応できるメーカーは、今後のブランド展開に有利です。
よくある失敗と対策
洗浄力が強すぎて髪がきしむ
洗浄成分の選定と配合比率が重要です。アミノ酸系やベタイン系を基本に、ターゲット層の髪質に合わせた処方設計をしましょう。
香りの持続性が期待に届かない
香料の種類と配合量だけでなく、ベース処方との相性も影響します。使用後の残香性を含めた評価試験を行いましょう。
ポンプが詰まる・出にくい
処方の粘度に適したポンプ機構を選定し、長期使用を想定した吐出試験を行いましょう。
関連する認証・規格
認証の詳細は認証・規格ガイドをご覧ください。