プロフィール改善 ビフォーアフター集
同じメーカーでも、プロフィールの書き方ひとつで問い合わせ数は劇的に変わります。マッチングサイト、自社Webサイト、Googleビジネスプロフィールの改善例を具体的なビフォーアフター形式でご紹介します。
プロフィールが重要な理由
発注者がメーカーを比較検討する際、最初に目にするのがプロフィールです。限られた情報の中で「このメーカーに問い合わせてみよう」と思わせるには、プロフィールの質が決定的に重要です。
OEM JAPANのデータから
- マッチングサイトでプロフィールを改善したメーカーは、平均して問い合わせ数が2.5倍に増加
- 最も効果が大きいのは「具体的な数字の追加」と「写真の充実」
例1: マッチングサイトのプロフィール
会社名
株式会社○○食品
紹介文
「弊社は食品OEMメーカーとして、幅広い商品の製造を行っております。お気軽にお問い合わせください。」
対応カテゴリ
食品全般
最小ロット
要相談
認証
記載なし
設備
記載なし
問題点
- 「幅広い」→ 何ができるか不明
- 「要相談」→ ハードルが高く感じる
- 認証・設備の情報がない → 信頼性が判断できない
会社名
株式会社○○食品
紹介文
「創業35年のレトルト食品専門OEMメーカーです。年間製造量800トン、取引先120社の実績があります。FSSC22000認証取得工場で、カレー・スープ・煮込み料理を中心に、小ロット100食から大量生産まで一貫対応いたします。D2Cブランドの立ち上げ支援も得意としており、レシピ開発から包装デザインまでワンストップでサポートします。」
対応カテゴリ
レトルト食品(カレー、スープ、煮込み、パスタソース)
最小ロット
100食〜
認証
FSSC22000 / HACCP / 有機JAS
設備
レトルト殺菌装置(3基) / 自動充填ライン / X線検査装置
改善ポイント
- 具体的な数字(35年、800トン、120社、100食〜)
- 専門分野を明確化(レトルト食品専門)
- 認証・設備を記載して信頼性を証明
- D2Cブランド支援でターゲットを明確化
例2: 自社Webサイトの会社紹介文
「弊社は化粧品の受託製造を行っております。スキンケア、ヘアケア、ボディケアなど様々な製品の製造が可能です。高品質な商品をお届けするため、日々努力しております。」
問題点
- 「様々な」「高品質」→ 具体性ゼロ
- 差別化ポイントがない
- 発注者が知りたい情報(ロット、認証、納期)がない
「○○化粧品は、スキンケア製品に特化した化粧品OEMメーカーです。ISO 22716(化粧品GMP)認証取得工場で、化粧水・美容液・クリームを中心に年間200万個を製造しています。
【3つの強み】
- (1) 小ロット300個から対応 --- D2Cブランドやテスト販売に最適
- (2) 処方開発力 --- 自社ラボに3名の処方開発者が在籍。オリジナル処方を一から開発
- (3) スピード納品 --- 試作2週間、量産最短4週間の短納期対応
COSMOS認証も取得しており、ナチュラル・オーガニック化粧品の製造にも対応します。まずはお気軽にご相談ください。」
改善ポイント
- 専門分野を明確化(スキンケア特化)
- 3つの強みを箇条書きで明示
- 具体的な数字(300個、200万個、3名、2週間、4週間)
- 認証情報でトレンド(オーガニック)への対応も訴求
例3: Googleビジネスプロフィールの説明文
「食品の製造を行っている会社です。」
(15文字)
問題点
- 文字数が少なすぎる(750文字まで入力可能)
- OEMであることすら書かれていない
「○○食品は埼玉県○○市に本社工場を構える食品OEMメーカーです。レトルト食品・冷凍食品・焼き菓子を中心に、オリジナル商品の企画開発から量産までを一貫して承ります。
■ 対応カテゴリ
レトルト食品(カレー、スープ、パスタソース)/ 冷凍食品(餃子、春巻き)/ 焼き菓子(クッキー、フィナンシェ)
■ 選ばれる理由
- ・FSSC22000認証取得工場で安全・安心の品質管理
- ・小ロット200個からの小口対応
- ・試作1回目は無料でお試しいただけます
- ・工場見学随時受付中
■ 実績
年間製造量: 500トン / 取引先: 80社 / 創業: 1985年
お見積・ご相談は電話またはWebサイトからお気軽にどうぞ。工場見学も歓迎いたします。」
改善ポイント
- 750文字をフル活用して情報量を最大化
- カテゴリ、強み、実績を構造化
- 「工場見学歓迎」でアクションを促進
- 「試作無料」でハードルを下げる
プロフィール改善の5つの鉄則
- 1
数字を入れる
「多数」「豊富」→ 具体的な数値に置き換え
- 2
専門性を打ち出す
「何でもできます」→ 得意分野を1〜2つに絞る
- 3
発注者目線で書く
自社が言いたいことではなく、発注者が知りたいことを優先
- 4
認証・設備は必ず書く
取引の「足切り」基準。書いてなければ無いのと同じ
- 5
定期的に更新する
最低でも半年に1回は見直し。新しい実績や認証を追加